ARCHIVE

2024.06.27

G80 M3 × KW V4 Racing

こちらはただのV4ではありません。

クラブスポーツでもありません。

レーシングです!

以前は「コンペティション」の名称でしたが、変更され今では「レーシング」という名前になっています。

レーシングはフルオーダーなので、事前に色々と測定してメーカーへ仕様書を送ります。

装着車両はG80M3。

KW V4からのアップグレードです。

最近のKW V3 V4あたりの出来は素晴らしく、普通に乗っていても全く問題なく快適ですが、更にスポーツ走行用にハイスペックを選ぶとなると、もうこのレーシングは言う事ありませんねー。

フロント、リヤ共にサブタンク仕様。

レーシングはGTやツーリングのレース車両に使用されている最高峰の内部構成になります。

ホントはリヤもコイルオーバーで制作したかったのですが、BMW系は「アッパーマウント上部の強度が足りないよ」という事でセパレートのまま製作しました。

まぁ内装までバラしている車両であればアッパーマウント上部のボディ補強をしても良かったのですが・・・

 

 

フロントは車高調整に加えてCリングで全長も変えられます。

フロント側は特にヘルパー側にまだ余裕があるので、リバウンドストローク規制して更にハンドリングをシャープに変更する事出来るし、リヤ側もショック下部で少しのリバウンドストローク調整が可能です。

KWはほとんどプリセット状態でも良く走りますが、今回はプリセットからフロント側を1cmだけリバウンドを無くしてセットしました。逆にこれでバンプストロークは増えますが、車高は少し落ちます。

更に細かくセットするとバンプラバーの厚みやパッカーを使って煮詰める事も可能ですが倒立なので全バラしないとダメですね~

 

しかし良く出来てます!

 

前後ピロボールアッパーマウントのフロント側は程々の車高で-3°ちょっとまでイケます。

困ったのはサブタンク取付位置。

レーシングはコレと言って取付位置の指示がないので・・・

ブレースを少し加工させていただいて取付。

フロント、リヤ共に調整しやすい良い位置で装着する事ができました!

 

乗った感じはもの凄いハードな感じではなく、どちらかと言うと「シャキッ」とした感じ。

あ、走るな~と直感的に感じるように仕上がりました!

 

次回の走行が楽しみです!

2024.06.26

992Carrera4S + BC Forged,etc

今日は、Adenauを以前から御贔屓にして下さっております、O様のご紹介でご来店頂きましたI様のお車をサーキット走行用にアップデートさせて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

車両は、992Carerar4Sになります。こちらは先にプロテクションフィルムの施工を済ませて置きました。

 

 

 

では早速作業の続きです。

 

 

 

 

 

 

 

まず純正のリップスポイラーですが、このままだとどうしても前上がりに見えてイマイチです。

 

 

 

 

 

 

ですので、純正オプション品のこちらのリップスポイラーに交換。見た目も低くスタイリングもよりスポーティーになります。

 

 

 

 

 

 

そしてピンボケ(^^);・・・こちらはMANTHEYのトーインベルトになります。GT3用で発売されておりますが、カレラにもご覧のように綺麗に装着可能です。

 

 

 

 

 

 

そしてリヤ側も。ただスポーツエキゾースト装着車は直ぐ上にトーインベルトが装着されますので、取り付け角度は縦の方が良いかもです。

 

 

 

 

 

 

 

そしてシートは、RECAROの新作SR-Sのシートヒーター付きを装着。ポジションも純正より少し低くので、サーキット走行には願ったり叶ったりです。

 

 

同時に4点式ハーネスも装着させて頂きました。こちらもボディカラーと内装色に非常に良くマッチしていて、とてもお洒落な雰囲気を残しているのが素敵です。

 

 

汚したくないので、まさかのシートカバー越しの写真を許してください(^^);

 

 

 

 

 

 

肝心のブレーキについては、前後ともPAGID製ブレーキパッドに交換し、ブレーキオイルもIDI BF338に交換済です。

 

 

 

 

 

 

純正ホイールは曲げてしまうと高額な費用が掛かりますので、サーキット走行にも耐えられるBC Forged 製KL.01を装着。カラーはボディ色と相性の良いブラッシュドブラックになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

オーダーでローレット加工と、純正ボルト対応にしてあります。

 

 

 

 

 

 

装着後、とても良い雰囲気に仕上がってます。

 

 

 

 

 

 

インセットはリヤアクスルステアとノーマル車高との関係で、純正と同じサイズで製作させて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

純正サイズなので、ディーラー入庫も安心。今のニーズに合った仕上がりになりました。

 

 

 

 

この後は、Fガラスの保護のため、PGPガラスコーティングを済ませてすべての作業が完了となります。

 

 

 

 

I様、この度は沢山のオーダーをありがとうございます。

 

 

 

 

O様と一緒に、サーキット走行を存分に楽しんでください!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024.06.21

サーキット

こんにちは。

今月は本当に忙しく、サーキットでの仕事が非常に多いです。

先日の火曜日、水曜日は、GR Garage 浦和美園さん所属の細渕選手のコーチングでした。

コーチング用の私専用ヤリス。

FFはTCRで沢山経験しているので、走らせ方は心得ているつもりです☆

水曜日は4本の枠を、引っ張り+追走でかなり走り込みました。

7月のレース、細渕選手にご注目下さい♪

 

明日、明後日は、Fujiで行われるGTWC Asiaに行って参ります。

2006年に同じチームで一緒にトレーニングを励んだ、

Maro Engelに、来いよ!!と言われ、行って来ます☆

今や、メルセデスAMGの絶対的エースとして、世界中のGT3レース、またDTMで大活躍しています。

いたずら好きでヤンチャだったMaroが今やAMGの絶対的エース!!

本当に凄いやつです☆

Maroは今回、Craft-Bamboo Racingの30号車をドライブします。

世界的なドライバーとして大活躍しているMaroと会うのが楽しみですし、

初めてのFujiでどんな走りを見せてくれるのか、しっかり勉強して参ります☆

2024.06.21

雨、、、

今日は土砂降りで寒いぐらいですね~

こんな天気なので工場で届いた部品の検品です(^^)v

PFCのキャリパーKitは問題なし!!(厳重に梱包されてるので心配してないですが)

992用MANTHEYT Racing 牽引ベルトカッコいい! 問題なし!

お値段も良心的で尚よし! 赤・黄色・黒 から選べます。

デイフェンダーをかなりいかつくする部品!問題なし!

重たすぎる、問題あり・・・( ・´ー・`)

雨もやんだところで終了~

こちらの部品たちも取り付けたらブログ載せますのでお楽しみに~

2024.06.17

992 TurboS + PIRELLI PZC4

いつも大変お世話になっております、Y様の992turboSのタイヤを交換させて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

多分、ゲンチアンブルー?だと思いますが、個人的に大好きなボディーカラーです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はY様のご希望でパナメーラ指定になりますが、ポルシェ承認のPZC4を装着することになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普通に交換作業を完了し、車両に装着。992型になってからセンターロックナットの構造が少し変わってロック機構がナットと一体になり、ナットの装着が以前よりも容易になった感じがします。

 

 

Y様、いつもありがとうございます。次のタイヤはG製での評価をお願いいたします(^^)v

 

 

2024.06.16

GOFL7Rサスペンションリフレッシュ

GOLF7Rも2014年式が最初なので、今年で10年が経過します。

その居住性と、その気になればサーキットでもかなりの戦闘力を発揮するので乗り続けているユーザーさんも多いですよね。

今回の車両はサスペンションからの異音が、弊社に最初に来店する前から出ていて、ずっと直らない・・・

とのご相談でした。

調べてみるとDCCショックの不具合で、それはそれは気になる大きな音が・・・

 

という事でサスペンションを交換。

街乗りメインであればコレ!というKW Ver.3をセレクト。

アッパーマウント、ベアリング類も新品でリフレッシュさせていただきました。

異音も解消し、もの凄い快適!!

KW社は定価が見直しでこの為替の時期に値下げされていますので今が買い時かも!

下取りキャンペーンも続行されていますので、気になる方はKW社のHPをお調べください。

もちろんこちらでもご相談可能です。

 

 


 

 

リフレッシュと言えば、久々のグルメ。

先日、父の命日で墓参りを済ました後に、先祖が眠る菩提寺から5分と近くにある話題の所へ行ってきました。

八王子にある「トウキョウ・ファーム・ヴィレッジ」

平日の火曜日、昼間にもかかわらず、他県ナンバーも多く見受けられとても賑わっていました。

40分くらい待ってようやく着席。

ホントはビーフシチュー食べたかったのですが、すでに売り切れ・・・

で、これにしましたが、肉も野菜もめっちゃ美味かったです。

 

建物の裏からはこんな景色が・・・

店内ではケーキ、アイス、牛乳、プリン、ヨーグルト、グッズなども販売されていて、待っている間も飽きなかったですね。

オープンテラスでも食べられ、東京に居ながらちょっとしたリゾート気分も味わえてとてもリフレッシュ出来ました!

 

2024.06.15

Mobil-1 C40-GT

昨年から流通の悪いMobil-1ですが、国内ではエネオスとの合併や油槽所などの影響のせいだと言われております。

ホントの所はどうなのでしょう?

 

 

とは言え、弊社主力オイルのMobil-1なので、引き続き取り扱っていきますが、

つい最近ではポルシェのGT系に今までのA40 C40から独立して「C40-GT」がラインナップされました。

しかし、現在輸入のみになっている現在の日本では、このオイルは今年秋から冬にかけて入荷してくるとの事で案内が来ました。

V40-GT適合は以下の通り

 

 

• 911 GT3 (991 以降)

• 911 GT3 カップ (991/992)

• 911 GT3 R (991/992)

• 911 GT3 RS (991 以降)

• 911RSR(991)

• 911R(991)

• 911 スピードスター (991)

• 911 S/T (992)

• 718 ケイマン GT4 RS (982)

• 718 ケイマン GT4 RS クラブスポーツ (982)

• 718 スパイダー RS (982)

 

 

また、C40-GTとは別に新たにESP-X4がラインナップされるとの事です。

こちらは以前のA40も適合になっていて、上記以外のポルシェにも使えます。

またVW511も適合がとれていますので、VWのみならず、アウディ、ランボルギーニと幅広く使えそうですね。

こちらも同じ時期に入荷するとの事です。

 

どちらも導入する事が決まっていますが、価格などは未定です。

昨今の輸入車はGPF/OPFが標準ですので「認証オイル」が必須ですね。

追加の情報が来ましたらまた書きますね!

 

2024.06.14

Ferrari Challenge Japan & Club Challenge Japan

こんにちは。

先週は木曜日から昨日の火曜日までFerrariのお仕事でスポーツランドSUGOに行っておりました。

私が担当する169号車。

今回からカラーリングも一新されとても素晴らしいレース展開を見せて頂きました。

この週末は大きな事故もあり、荒れ模様でしたが、Ferrari Challengeはジェントルマン向けに

非常に良く出来たマシンで、プログラムも素晴らしいですよ!

是非、チャレンジしてみてください☆

こちらは、レース翌日、または翌々日に行われるClub Challenge。

今後、レースに出る為や練習の場として設けられているイベントです。

私は今年、53号車の担当です。

初めてSUGOを走られる方でしたが、徐々にコツを掴まれ、素晴らしい練習になりました。

 

今後も、担当する号車が良い結果を出せるよう、尽力致します。

 

関係者の皆様、お疲れ様でした!!

 

2024.06.13

MMR→MMX Perfomanceへ

イギリスからお知らせが届きましたので・・・

今までの「MMR」から「MMX」へ名称が変更となります。

国内では7月から正規輸入元として少しづつ動き出します。

 

なんでもMMRというのがどこぞのワクチン?の名前と被り、イメージアップのために名称の変更を行うとの事です。

イギリス発祥のBMWチューナー、MMRですが、日本では馴染みがなく、元のオーナーはレーシングドライバーと言う情報しかないのですが、現在は弊社が正規輸入元としているRacingline Perfomanceが運営と開発を引き継いでいます。

弊社もこれから・・・という感じなので、G8X系からがメインとなりそうです。

 

 

という事で早速メインになるこちらのPCM「パワーコントロールモジュール」を装着してFSWへ。

前回のブログでも書いたように、プログラムは専属のチームが行っています。

さてどんな感じになるのでしょうか?

 

テストはRacingline Perfomance Stage1コンプリートのGOLF8Rと並行して行いました。

どちらも街乗り出来るライトチューニングです。

M2はブレーキパットとPCM以外はノーマルでしたが、ちょっと詰まっていた計測2-3周で1分56秒台に。

車両側にトラブルなく、FSWでサブコンにありがちなチェックランプ点灯もありませんでした。

タイム的には速いのかどうなのかまだ分かりませんが、車両のポテンシャルは感じられましたね。

まだまだサスペンションやタイヤでタイムはグッと縮まる感じでしたので、次回はアップデートしてまた走る予定です!

2024.06.13

R8 V10 Performance + Auto Motive Passion.

いつもお世話になっております、M様のR8。

 

 

 

 

 

 

 

これが・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうなりました(;^_^A アセアセ・・・

 

 

R8はスワンネックが良く似合います。パーツの剛性感と良い、精度と良い申し分のない商品です。

 

 

価格はそれなりになってしまいますが、装着後の満足感は相当高いレベルですよ(^^)v

 

 

 

 

 

 

 

2024.06.09

アルテオン シューティングブレーク

国内ではVWの最上級グレードとなるアルテオンのシューティングブレーク。

洗練されたボディスタイルが特徴でノーマルでもかなりスタイリッシュです。

 

今回はこちらに ST HAS車高調整式スプリングキット と Racngline Stage2EVOブレーキキットを装着させていただきました。

純正のDCCをそのまま使用できるので、ST KW両ブランドともHASは人気ですね。

 

落ちすぎない車高も実用性十分です。

更に・・・

Racingline Stage2EVO ブレーキキットはボディ同色のブルーをセレクト。

Stage2ブレーキキットはかなり前にモデルチェンジして、同じ4POTでもキャリパーが大型化し、パッドも併せて大きくなってEVOと名称も変更さえれています。

ローターはコストを抑えた1ピースながら、ハイカーボンスチール製となっていてスポーツ走行もイケちゃいます。

 

※注 ブレーキキット装着にはスペーサーが必要です。

 

アルテオンは元々ボディラインは良いのに、やたらと高いノーマル車高だったので、この位の車高の方が似合いますね!

2024.06.08

RWB 997

このRWB仕様の997カレラ、実はインバウンド向けレンタカーとして使用されている車両との事です。

なので外観派手ですが、中身はノーマル。

もちろん構造変更済みです。

 

走行距離も出ていてサスペンション自体へたってしまっているので交換のご依頼でした。

普通に乗れる感じだと、やはりビルシュタインのダンプトロニックがお勧めなのでこちらのB16装着。

PASMもノーマル機能がそのまま使えますので快適ですよね!

さすがにこれだけワイドでスクラブ全開だと乗り難いのかと思いきや、キチンとアライメント取れば多少ハンドル重たい位で普通に乗れます。

 

どこか街中で外人さんが乗っているのを見かけるかもしれないですね~

2024.06.07

Racingline GOLF 8Rサーキットテスト

昨日梅雨入りギリギリでアデナゥユーザー様とFSWにテスト走行しに行きました!

メインはRacingline stage1 complete のGOLF 8Rですが他のユーザー様も参加して頂きました。

午前中は気温も20℃前後で走行枠は多く台数は少なくで比較的走りやすかったと思います。 

納車後サーキット初走行の992GT3 GPF付ながらもいい音してました~

 

帰って来てからは GT3RSまみれ(笑)

車検行ったり、アライメント調整したり、、、RSってこんなに走ってるんだ(^O^)

そろそろ梅雨入りで気温も高くなるのでサーキットユーザーには厳しい季節になりますね~

2024.06.01

KW V4 992TurboS

KW Japanさんでは国内最初の装着という事です。

なんか最近は国内最初がめちゃめちゃ多い気がします・・・

 

992ターボSに KW V4 を取付させていただきました。

リフターは無いので移植はフロントのロアスプリングシートのみ。

リフター付きの場合は純正のリフターをそのままKW側に移植して取付ます。

この辺は以前何台か装着しているマンタイレーシングと同じ手法ですね。

 

 

992ターボは初めてだったのですが、全く何も気にせずサクッと装着出来ちゃうのはKWならではです。

このV4は3Wayの正立タイプでしたので、ショック下側がコンプレッションのハイ/ローのダイヤルがあります。

リバウンドはショック上部。

 

 

リヤはサブタンク仕様なので、取付場所はココ。

ステーが付属してくるのでこちらも無加工。

最後に1Gで干渉の確認だけすればOK!

 

 

余談ですが、純正リヤショックは交換時に面白い発見がありました。

なんとサブスプリングがメインスプリングのロアシートごと持ち上げているのです。

1Gだとスプリング側シートがショックのシートと密着し、サブスプリングは隠れてしまいます。

この方式だとスプリングの自由長に影響しない形になりますね。

メーカー・・・と言うかビルシュタイン製でしたが、この形状は見た事もなかったのである意味最先端かも!

 

という事で、装着後はアライメントを調整して終了!

試乗もしましたが、突き上げ感もなくしっとりとした乗り心地で良かったです。

 

サーキットでタイムに拘るのも良いですが、若干のローダウンでスタイル良く、街乗りも快適でたまにサーキットで走らせるという欲張りな要望にも答えられる最適な仕様になりました!